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ブリーダー④みかんの病気:ジアルジア <注:長文です>

かかりつけの獣医さんに耳ダニの事を説明しました。
やはりしばらくお薬で治療していかないと、一度の投薬だけでは
また耳ダニが卵からかえって出てくるので、3週間くらいは治療を続けないといけないと
言われました。

心配なのでついでに健康診断をしておきましょうと言って頂き、
肛門から直接便を採ってその場で顕微鏡で診て頂きました。
すると・・・・・・・思いもよらないお言葉が・・・。


  「ジアルジア」が居るよ  と言われました。


私もその場で顕微鏡を見せて頂き、分厚い医学辞典と照らし合わせ、
ジアルジアの原虫をこの眼で確認をしました
1匹ではなく、何匹も何匹もうごめいています
ジアルジアという名前を聞いたのも初めてだし、こんな虫を見たのも初めてでした。


「ジアルジア」とは寄生虫で腸に寄生します。

苦い駆虫薬を服用しないといけなくて、
お薬を入れると寄生虫は硬い殻のような中に入り身を守るそうです。
ほとぼりが冷めたらまた殻から出てきて悪さをするそうです。
なので薬で一度寄生虫が消えても、また出てくる。・・・が繰り返される事も
あるようです。

便の一部だけを検査してもう居ない!と結論付けてしまうと大変な事になりかねません。
長期に渡って治療が続いたり、生涯根治出来ないでいる子もいるようで、
これまた人にも感染する「動物由来感染症」の一つなのでしょうか。
熟練の獣医さんに診て頂く事が大切なんだという意見も納得できました。

環境的にジアルジアはペット用の消毒液では退治出来なくて、一番良いのはこまめに熱湯消毒
をするといいそうです。
でも大きなケージやトイレ・おもちゃ・布製品を毎日熱湯をかけて乾かすって大変ですよね・・。
獣医さんにスチームクリーナーも一つの方法だと教えて頂き、早速取り寄せました!
先住猫にも感染しないように細心の注意が必要です。


だからそんな寄生虫がキャッテリーで感染していたなんて本当に本当に驚きました
ジアルジアは感染力も強いようで、特に子猫は感染してしまうようなので、
みかんをキャッテリーにお迎えに行った頃、
みかんの引渡し前の姉妹猫も居ましたし、ちょうど里親さん達に引き渡す予定の子猫が数匹居たので、
私はすぐにブリーダーさんに連絡をしました。
感染している可能性があるかもしれないからです。
それでもその子達は翌日もらわれていったようですが・・・。
(大丈夫なのでしょうか・・・。)


ちなみにジアルジアに感染すると症状として下痢をすると言われていますが、
みかんは下痢はしておらず、とても良いウンチくんでした
下痢をしていないから大丈夫だと思ってしまうと危険なんですね。


寄生虫については、ブリーダーさんも大変驚かれたご様子でしたが、みかんにジアルジアの原虫が沢山いた事を、結局最後まで認めることはされませんでした。

後日ブリーダーさんはみかんをうちの子として育てるので引き取りたいとおっしゃり、連れて帰られました。
もう娘は泣いて泣いて泣きはらした目でフラフラになりながら学校に行ってました・・・。


病気が発覚し投薬治療を始めて1週間後にブリーダーさんサイドが専用キットで検査をされた際には陰性と出たらしく、完全に病気を否定されました。
陰性と出たキットの画像を添付した少し威圧的なメールも届きました。

私は専用キットのメーカーに問い合わせをしたんですけど、投薬を始めると数日で陰性に
なる事ももちろんあるそうです。

別の動物病院の獣医さんにも相談していたのですが、便の一部だけをキットにかけても、その便に原虫がたまたま居なかったら陰性になるよとおっしゃってました。

やはり本来はジアルジアに限らず、全ての便を顕微鏡で検査をすれば目視でわかるんですけど、
そうは言っても時間もかかるし、なかなか完璧にはね・・・。見落としてしまう事も多いかもね・・・と
おっしゃってました。

ブリーダーさんは私がウソをついていると思われたのでしょうか。。(悲)
雰囲気的には「モモのかかりつけの獣医の誤診」という風に言われていると感じました。(悲)

でも私はこの目で原虫を確認したんですけどね。。。(1匹や2匹どころの話じゃなかったし・・)
その時、携帯で原虫の写真を撮っておけばよかったと今ではとても後悔しています。
でもまさかブリーダーさんに病気を否定されるとは思ってもみなかったので。。(汗)


検査して下さった獣医さんは、家族さんの依頼があればきちんとブリーダーさんに
説明させて頂きますよとおっしゃって下さっていました。
こういうパターン(販売元が否定)はよくある事だそうです。(驚)

ブリーダーさんには、モモの成長で悩んでいた時や急用で多忙の際にも手を差し延べて下さり、
お世話にもなりました。これからも長い付き合いになると思っていました・・・・・・。
とても信頼していましたので。。


でもそのブリーダーさんが引き取る・・・と。。。
それにもう私達家族とはかかわりたくないというようなご連絡も頂戴いたしましたし・・・。


挙句に、みかんに居た耳ダニも、もともとモモに耳ダニが居て、モモがブリーダーさんの猫に耳ダニを感染させて、それが廻りまわってみかんに感染したのではないか?
と、ブリーダーさんと、そして、ブリーダーさんおかかえの獣医にも直接言われました。(驚!)
もう、本当。これにはただただビックリ!というか、呆れてしまいましたけど。。。

モモの獣医曰く、モモはずっとフィラリア予防に毎月レボリューションを処方していたし、
定期的にきちんと検査を受けていたので、それは考えられないでしょう!?と苦笑されてました。


その獣医さんは、モモのかかりつけの獣医さん達の事も悪く(よくない風に)話していました。
同業の方を悪く言う医者って・・・・・・・・・。。。

このままいくとジアルジアまでモモの(私達の)せいにされそうな勢いでした。

あくまでもご自分のキャッテリー内で病気が発祥したと認めたくはないという事でしょう。
理由は今までご自分のキャッテリーではそのような病気が出てなかったという言い分と、
他の猫との接触がないから。。。という事でした。

でも毎週のように日本のいたるところのキャットショーに行かれていたのでしたら、
沢山の他の猫との接触をかなりされていると思うのは私だけでしょうか・・・?

普段は家でそれぞれ多頭で放し飼いで生活されておられる訳ですし・・・。
そういった経由で感染する可能性を全くお疑いにならないのが、私はとても不思議で違和感を覚えました。


実際には、私が知るだけでも、キャッテリー内で真菌も蔓延していた訳ですし、ブリードされてる猫達は
よくくしゃみをしていたり、よく体を掻いていたり、下痢をしているのも見かけましたが・・・。


私達家族はブリーダーさんの言葉に大変傷つき、ショックを受け、体調を崩してしまうほど落ち込みました。
みかんの為に揃えた全てのものを娘と泣きながら処分もしました。
たった数日ですが、みかんは私達の家族でした。モモの妹でした。。。

ブリーダーさんとのこれまでの1年半以上の付き合いは何だったのでしょう・・・。。。


◆みかんはこちらが「キャンセル」を申し出たのではなく、ブリーダーさんのご意思で
引き取って行かれました◆

 
そこだけはあえて記しておきたいと思います。



いずれにしてもみかんの幸せを一番にお祈りするしかありませんでした。
が、驚いた事にすぐに里親さんが決まり既に引渡し済みのようですが、
もしかして仔猫の問い合わせがちょうどタイミングよくきたので、その方に譲りたいがために、
私達からみかんを引き離して行かれたのでしょうか・・・。
そういう風にも考えてしまいますよ・・・。


でもあまりにも日が浅すぎて、耳疥癬やジアルジアの治療はどうしたのでしょう・・・。。
新しい里親さんはちゃんと状況を把握されておられるのでしょうか・・・。
など、とても心配しております・・・。

今後、モモにお友達をお迎えするにあたり、気持ちの整理をして踏ん切りをつけておきたかったので、
今までの経緯を記しておこうと思いました。 
まだまだ思うことはありますが、この件はこれで最後とします。
最後まで読んで下さってありがとうございました。







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Comment (-) (3)

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2013/01/27 (Sun) 19:11 |  | 編集 | 返信 | 

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2014/06/30 (Mon) 18:11 |  | 編集 | 返信 | 

青い鳥 #-

コメントありがとうございます!

2014/07/01 (Tue) 04:03 | URL | 編集 | 返信 | 
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